《ワタシだけではない・・・誰かの身にも起こりうるかもしれない、夜のジョキング中のヒヤリハットな事故事例》
2024年1月、夜のジョギング中にアクシデントに見舞われ、ケガをしてしまいました(@@;)
ケガをすれば、思うように動けない・・・・・・
やるべき事・やりたい事ができないジレンマに悩まされ、痛みも長引けば心身共に不調を招くことになりかねません。
今回のケガも、そこに至るまでの前兆があり、気づいたときに対応をしていれば大事に至らなかっただろうと思い、状況を思い起こしてみました。
夜のジョギングで負傷・・・
リスクと安全対策についての考察
■発生原因
・普段とは違うシューズを履いて、いつもの時間(夜)、いつものジョキングコースを、いつもの装備で走っていた。
(装備:ネックライト、反射タスキとアームバンド)
・ゴール間際というところで、家の灯り方向に目を向けた。その時に、走路の左脇の土手に寄りすぎ、足を取られて田んぼに落下。(走路から目を離してよそ見をしたことで、走路を外れた事に気づけなかった)
・普段履いて走るシューズではなかったため、路面の違いを感じられず、対応できなかった
(足袋型シューズやippon blade MUNIならば、足裏で段差を感じられ対応できただろうと推側。いつものジョキングコース森林公園内のジャリ道では過去に、足を捻ることはなかった)
・夜間ライト(ネックライト)を使ってはいたが、照らされる範囲が限定的で狭かった(視界不良に対応できていない)
・その日のジョキングコースは、以前と違い土手脇の草が刈り取られて土手がむき出しになっていた。草が生えていた時は、土手に寄ることはなかった。(走路環境が変わった事への認識不足)
■発生状況
・時間帯は夜間、いつもの時間(夜7時前後)
・街灯照明の暗い、視界の悪い道で
・走路環境が変わり、土手がむき出しになっていた
・よそ見をしたために、走路を外れて土手に足を取られた
・いつも履いて走るシューズではなく、バランスを崩して土手から田んぼに落下(普段は足袋型シューズ・ipponbladeMUNIを使用)
・左足首は痛みのため、思うように動かせない。
・左手親は力が入らず、曲げられない。
・顔面は擦過傷(鼻筋と額) 眼鏡は落下の際に外れて行方不明
・翌日、整形外科を受診し「左拇指MP関節尺骨側副靱帯断裂、右第5中足骨基節部骨折」と診断され、左手親指は手術適応とのことで、専門医へ転医となった。
■治療及び経過と生活状況について
・左手親指は、7日後に入院手術→約6週間ギブス固定し、以後はリハビリ継続中
・左足骨折は、受傷後約6週間の半ギブス固定→足裏の装具(足裏の型をとる)をつけて体重を少しずつかけてリハビリ継続中
・患部の固定中は安静、挙上(リスク:転倒転落、左拇指橈側外転:親指と人差し指の間を広げる動作)
・左手はモノを掴むことができず力が入らないため、松葉杖が使えない
・日常生活→屋内の移動は、お尻歩き・肘をついての四つばい(ギブス固定中は足への過重は不可)、左拇指は固定され使えず、水に触れられず。
現在は、足への荷重は1/3~2/3程度で、杖を利用して歩行。左手の使用可、ただし左拇指橈側外転:親指と人差し指の間を広げる動作は禁止。
・仕事は休業、家事は最低限のことのみ→3月に仕事・家事とも再始動
■今回の負傷からの考察
・たとえライトで前方を照らしていても、街灯があっても、暗闇の中では視界不良となり危険性が増すこと
・普段履かないシューズでのジョキングはリスクを伴う
・ジョギング中はゴールするまで注意散漫にならないように「今、ここ」に集中
慣れているコースであっても、危険が潜んでいる
・いつもの時間、いつもの装備、いつものコースのため、シューズが違っても大丈夫との『過信』が事故につながった
■ケガに結びつく前兆があったのに・・・
・以前、街灯がある道路を夜間ライトをつけて走っていた。こちらは直前に前方からの歩行者に気づいてよけたが、相手が携帯を見ていたようで、ぶつかりそうになった。(夜間は、お互いに視界不良であり、ライトがあっても相手の存在に気づいているとは限らない)
・午前中に犬の散歩をした際、ジョギングコースの草が刈り取られていることに気づきながら、ジョキングする際のリスクになるとは考えなかった(認識不足)
・ケガ当日に、普段は履かないシューズで走った。走っている途中でシューズの中で足裏がズレる様に(滑る?)感じた。
圧底シューズは、重心を感じとりにくいことに気づいていた(認識不足、注意深く行動できなかった)
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